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長野その1…善光寺

先月、10月に1泊2日で妹と長野に旅行に行きました。もう11月ですが…毎度ブログに書こうかなと思いあちこち写真なども撮るのですが、ズボラでさっさとアップできなく写真もたまっていく一方…反省です。

10月に長野の前々から行きたいと思っていた善光寺、ワイナリー、戸隠神社に行って来ました。最近はパワースポット巡りが流行っているようです。もちろん善光寺、戸隠神社も有名なパワースポットです。でも行きたい理由としてはそれだからではなく、父が京都出身で昔からご先祖のお墓参りに行くとちょっと足をのばせばすぐに有名なお寺等がたくさんあるため、いろいろなお寺や神社をお参りしていました。そのせいかなんとなくお寺や神社は私にとって、行くとホッとしてリフレッシュする場所である気がするのです。

さて長野の善光寺には長野駅からバスで7分ほどで着きます。創建は飛鳥時代からと伝わりそのご本尊や仏像は、武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉などの間を転々としたと言われています。

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善光時の入口の仁王門から入り山門(さんもん三門ともいう 写真)を抜けると先に本堂があります。

まず本堂でご先祖様や今年亡くなってしまった親類皆の為に、また今年も家族が元気で過ごせた感謝を込めてお祈りしました。そのあとに「びんずる様」と呼ばれているお釈迦様のお弟子様の像の所に…。この像に触れると神通力にあやかれるそうです。自分の体の悪い所と「びんずる様」の同じ場所を撫でると悪い所が治るそうで参拝に来た方は順番に撫でていました。ここでなぜかつい頭も撫でてしまった私…。そして死者を地獄行きかどうかを裁くという閻魔王(えんまおう)様の前でお参りし、「お戒壇(かいだん)巡り」という入口があったためなんとなくの流れで入館しました。

「お戒壇巡り」は入口の細い階段を降りていくと中が本当に真っ暗でご本尊の安置される瑠璃壇下の回廊を進んでいきます。その距離45メートル…何も見えなく長い距離を少しずつ歩くのでかなり不安になり後悔の念が…妹はぶつぶつ文句を言いだす始末(笑)、何ひとつ見えないのです。入口にスリに注意等と張り紙がありましたが、ここでスリをするのはかなりの罰当たりと言えるでしょう。右手でずっと腰の高さの壁を触りながら伝って進みます。中ほどにある「極楽の錠前」を探り当てて元の入口に戻ります。私達も無事に錠前を探り当てて戻りましたが戻った時の明るい世界にホッとしました。なかなか体験できない本当の暗闇でした。

参拝が済んで清々しい気持ちになった所で ご朱印帳にご朱印をいただきます。
ご朱印とは…(往古、寺社に参詣の際に祈願浄書した「経文」を神仏に奉納し、参拝の「あかし」としその寺社や本尊の名号を墨書きし、「宝印」を頂くことを「納経・朱印」と言っていました。今も納経される方もありますが参拝記念として持参するようになりました。ご自身のお守りとして受け持ちください…というもの。以前に京都、三十三間堂で頂いたご朱印の説明より)ただのスタンプラリーではありません。お守りと同じということです。

私も叔母の影響で数年前から機会があるとご朱印を頂くようになりましたが、つい旅行でご朱 印帳を忘れてしまう時もありその時はいつも後悔です。ご朱印は多くの寺社で頂けます。大体300円~500円位です。ご朱印帳は1000円程です。墨で書いてくださるのですがどの寺社でも本当に達筆なご朱印にいつも見入ってしまいます。
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(左)京都の三十三間堂のご朱印帳です。持参するといろいろな寺社でご朱印を頂く時に使えます。
(右)左側が善光寺のご朱印、右は京都の大原の寂光院のご朱印です。

さあ参拝が済んだらお腹もすいてきます。善光寺までの仲見世周辺には普通の方も泊まれる宿坊があり精進料理が食べれたり、おやき、五平餅、そば粉団子、おそばなどのお店も多く並びます。またその合間に民芸品のかごや、お数珠のお店も多くあります。五平餅はお米を小判型にして平たい串に刺し甘めの味噌を塗って焼くものです。焼き立てを食べました。美味しい~!

また善光寺近くの「おやき」のお店で切り干し大根のおやきを食べました。パティオ大門という商業施設内の「小川の庄 大門店」というお店では作り立てのおやきを目の前で焼いてくれます。焼き立てが本当に美味しいですよ~。しかもおやきと共に美味しいそば茶とお味噌汁のサービスがあります。囲炉裏の側で食べるおやきはじんわり体も温まります。お店の奥にお土産コーナーがあり長野のお味噌、野沢菜などまたいろいろな甘い味、しょっぱい味のおやきがあり冷凍で宅配もしてくれます。今度は一度自分でおやきを作ってみたいなあ…。

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(左)囲炉裏でおやきを焼いてくれ熱々を頂けます。…奥ではお店の方がおやきを作っています。
(右)焼き立てのおやき。切り干し大根、ナス、シメジ、あんこ、かぼちゃなど他にもたくさんの種類があります。

その他のお土産では善光寺名物の「根元 八幡屋礒五郎」のお店の七味、栗で有名な「栗菓子 竹風堂」の「くりんぱい」というパイまんじゅうなどの栗菓子と蒸し立ての「栗おこわ」も美味しくておすすめです。10月は新栗が出たばかりで甘くて美味しい栗がたくさん入った「栗おこわ」は家族にも好評でした!また続きはその2で。

Last Modified : 2019-09-30